今日は、荒川の河川敷では珍しい駅伝大会でした。
左岸の扇大橋と鹿浜橋の間をコースにしてて、第一回五色桜EKIDENというらしいですが
いろいろな冠が付いてて日米桜交流100周年記念、荒川ポトマック河姉妹河川再調印記念、
宜野湾ビーチサイド駅伝姉妹大会と盛りだくさん、野球場に特設のステージではいろいろな
イベントをやってたみたいです。
そんなわけでいつもの通勤ルートが使えなかったんで、先月完成した近所の「熊の木ひろば」を見てきました。
明治の最初ころまでは今の隅田川が荒川、これがたびたび氾濫するので岩淵から下流をほとんど人手で
掘って放水路を作ったんですからすごいことですよね。
全長 22km 、幅 500m で 17 年も掛かったんですから大変さがわかります。下町一帯が洪水に
なることもなくなったし、今では自転車乗りの自分もかなり恩恵を受けています。
詳しくは岩淵水門近くの荒川知水資料館に行くと解説展示があります。
この放水路が正式に荒川になったのは意外と最近の昭和 40 年なんです、よく言うことですけど
荒川区には荒川は流れてないんだよっていうのは、こんなとこに理由があるんですよね。
今回この公園に復元されたのは、放水路ができる前に使ってた農業用水路の水門と橋
水門は当時の場所、橋は移設されたようですね。
橋は、昭和天皇がご幼少の頃、荒川堤の五色桜を見学された後に西新井大師に向かう途中
渡られたとされる橋の移設、復元のようです、歩いてかれたんですかね。
アーチ型の石積みはよく考えられていてすばらしいと思いますが、崩れないようにするのが難しそうです。
復元は専門の石屋さんが当たったようですが難工事だったそうです。
ほんとうに小さい広場ですから、わざわざ見に行くことは別にお勧めしませんが当店の近所ということで
紹介させていただきました。
場所:東京都足立区江北 2-43 先
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