ハンドリングや乗り味はさすが MOULTON だなと思わせるものがあるんですけど、どうも変速系が
ちょっと気に入らなかったんです。
いろいろと考えた挙句にホイール製作とその他部品の交換だけでできそうな外装5速にしてみました。
手元にある部品を極力使うようにしたんでベストではないと思いますけど、走りに関しては満足できる
改修になりました。
この自転車の場合、BBの規格が
特殊なためフロントギアを換えようと
するとちょっとやっかいなんで
フロントはオリジナルのままにしてます
いままでの内装3速のシンプルな
外見のほうがいいんですけど
使い勝手を優先にしました
ついでにやった18インチ化もタイヤの
外径自体はほとんど変わってませんが
タイヤが1.25幅になったんで
明らかに走りは軽くなりました
参考のためにこの改修のポイントを
書いときますと
まず必要なのは、ボスフリータイプの
ハブでできるだけ OLD の狭い物
フリーは5速または6速のものが
いいです、ちなみに自分は6速物で
TOP を殺して使いました
構成は14-15-16-18-20 と理想的です
RD は基本なんでもいいんですけど
プーリーとプーリーボルトは8速以下の
ものに換える必要があります
チェーンは本来ならば4速までが
厚歯なんですけど、実際は6速フリーでも
厚歯で問題はありませんでした
あんまりこの手の自転車を使ってる人は少ないしオリジナルで大事に使ってる方のほうが
多いはずなんでこんなことする人はいないと思いますけど、こんなこともできますよということでした。
去年から予約を入れてた ULTREMO の新タイヤがやっと入荷してきました。
今回この ZX ではカラーが R1 からさらに追加に
なってなんと全11色になりました
その中で一番新しさを感じたのがこの赤に黒ライン
タイヤ単体で見るよりも実際履いたときが
すごくかっこいいんです
R1 との違いはゴムコンパウンドと
耐パンクプロテクションで、よりしなやかな推進力と
耐久性、グリップ力などすべての性能がバランス
よく向上したそうです
結果カタログを見ると R1 の重さ 180g に対して
ZX は 195g とちょっと重くなりました
まーもともと 180g はかなり軽いタイヤだったんで
このぐらいの重量増はほとんど影響なしだと
思います
実測 193g でほとんどカタログ値と同じ
軽量タイヤにありがちなパンクに対する
不安は、このタイヤに関しては皆無です
当店販売価格 6500 円
ZX 入荷に伴って在庫限りですけど
R1 の当店販売価格が
5490 円になってますので
こちらもお買い得になってます
この複雑な構成の断面が
ハイテクな感じをかもし出してます
普通に使っていればホイールの寿命はかなり永いんですけど、道路の穴ポコに落ちたり、段差に
当たったりしてリムが変形してしまうとお釈迦になってしまうこともあります。
高価な完組ホイールの場合だったらできれば補修して復活させたいです。完組ホイールを選ぶときには
こんな場合のこともすこし考慮したほうがいいかもしれませんね。
海外メーカーでもカンパ系の完組ホイールなら補修部品の供給対応がいいので安心して使うことが
できます。
夜間走行で道路中央のちょっとした
段差に高速で乗り上げてしまったそうで
写真ではちょっとわかりづらいですが
ちょうどLの字の下あたりが凹んで
しまってます
ブレーキング時には明らかに凹みが
手に伝わるそうで、快適には
乗れない状態です
リムのみ交換の場合はこんな風に
リムを合体させて交換していきます
交換前にデフォルトのスポーク
テンションをひかえておくことも
忘れずにです
最近のカンパの完組ホイールは
スポーク穴がないので
このちっちゃな Magnet-attracting
nipple insert っていうやつと
Nipple guide magnet ってやつが
必需工具です
こんなものを使ったりするんで
普通のホイールならリム交換は
30分もあればできるんですけど
このホイールの場合、数時間も
掛かっちゃいました
昨日の夜、何気なくベランダから外を見ると荒川の対岸(左岸)に大きい炎が上がりあたり一面が
明るくなってました。
震災以降、災害に敏感になってるせいかちょっと慌ててしまいましたけど、考えてみれば対岸だし
あそこには生活してる人もいないし、緊急用道路と土手があるんで人家に延焼することはないから
大丈夫だななんて思いながら冷静に見てしまいました。
これは消防隊が消火してかなり
火の勢いが静まってきたところ
一時はこの3倍くらいの火の勢い
でした
今朝、普段の通勤ルートから
昨日の火事現場を見たらかなりの
広範囲で枯れ草が燃えちゃって
ました
土手の草は野焼きするけど
こっち側は普通は焼かないんです
荒川では川岸にあるアシを
保護するようにいろいろな工夫を
してるんです
火が広まるのを見て火事も
怖いってのを改めて
実感させられました
その後、火事から20日たらずで、すでに草たちは復活し始めてます。
野焼きの結果、土壌も良くなって
元気な芽がでてきてるんじゃないですかね
人もこれだけ早く元気に復活できると
いいんですけどね
地震の後まだまだいろいろな問題や苦難が現れてきて、気持ち的には落ち着かない状況がつづきますが
あまり考え込んでても先には進めないのでそろそろブログを再開することにしました。
再開一番は、昨年のサイクルモードでも展示されてて気になっていた DURANO の追加色が
最近やっと入荷してきたので紹介させていただきます。
この新色何で基本の青や赤がないの
と思いましたけど、カタログを見ると
FIXES や RETRO BIKE になんて
書いてあるし、サイズも 25c のみ
なんで街乗り用のバイクをおしゃれに
乗りたいなんて人をターゲットに
しているようです
もともと DURANO は耐久性のいい
タイヤなんですけど、この新タイヤは
さらに耐久性をアップしているようで
いままでのブラックスキンの 255g に
対して 295g (カタログ値)になって
ます
多分サイド部分にカラーゴムを
まわした影響で、よりサイド部の
耐久性がアップして重量増した
ようです
安心して使えるタイヤの代名詞的な SCHWALBE MARATHON が、かなり大幅に改良されて
入荷し始めました。
今回の改良は、主に世界的に増殖中の
E-BIKE に向けた改良のように思えます
サイドウォールに新しく追加された
細かな筋が、今までの MARATHON と
大きく違う印象を与えます
これは、長いことタイヤ使ってると
入ってくるヒビを防止するためと
たとえ空気圧低めでタイヤが潰れぎみな
状態で乗ってしまった場合の不具合を
軽減するのを目的にしてます
トレッドパターンも若干変わりました
耐パンクプロテクチャーは3mmの
専用ゴムが入ってるんですけど
これが GreenGuard といって
環境に配慮したラテックスの再生ゴムを
使ってるようです
耐パンク性のレベルは
最強の MARATHON PLUS が 6 で
このオリジナル MARATHON が 5 に
なってます
これらの改良で、重量は 20x1.50 の
場合、前モデルの 470g に対して
530g と10% 以上の増加になりました
20x1.50 サイズの場合、当店販売価格は
変更なしの 2590 円です