忍者ブログ
スポーツサイクルタイヤ専門店!marco自転車タイヤショップの商品紹介を中心に書いております!                   注)古い記事内での価格は変動している場合がありますので詳細はお問い合わせください。
2025 . 03
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 日めくりカレンダー
    カレンダー
    02 2025/03 04
    S M T W T F S
    1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 31
    店舗所在地
    忍者カウンター
    あなたは、
    アクセスカウンター
    番目のお客様です。
    アーカイブ
    ブログ内検索
    最新コメント
    [08/09 やまぐち]
    [08/06 marco店長]
    [08/05 やまぐち]
    [08/25 marco店長]
    [08/24 コヤマ]
    [07/03 marco店長]
    [07/01 太陽系調査員nousagi-1]
    [06/02 太陽系調査員nousagi-1]
    ショップへメールする!
    marco自転車タイヤショップへのメールはこちらから。お問い合わせやメッセージ。おまちしてます!!
    marcocycletire(@)cure.ocn.ne.jp メールは( )を取ってください。
    最新トラックバック
    バーコード
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    リアホイールは、多段ギアの場合スポークを取り付けるハブのフランジは
    左右でセンター振り分けになっていません。

    その結果、スポークは俗に言うオチョコ状態になってしまい右スポークの
    テンションと左スポークのテンションに差異がでます。

    シマノが11速化をしてスプロケット幅を増やしてから特にシマノ製の
    リアハブではこの左右のスポークテンションの差異が顕著になったように
    感じていたので、はたして10速までのハブと11速対応ハブではどのくらい
    違ってしまったのか簡易的に計算してみました。


                
              

    条件としては、より影響の出やすいロープロファイルのチューブラーリムを
    想定してとりあえず ERD 602 mm で比べてみます。

    考え方としては、右スポークテンションを 1000N で張った場合の
    右方向成分の力 RL と左方向成分の力 LL が釣り合うためにイコールとなる
    左スポークテンションを求めるとしました。

    本来は回転方向の角度成分も入ってくるしもっと複雑な計算になるんですが
    だいたいどのくらい違うのか知りたいだけで簡易的な計算なんで実際の
    数値としては参考程度に見てください。


    まずは、

    シマノ FH-9000 の場合

    R.TENSION:1000N RL,LL:67N L.TENSION:494N


    シマノ FH-7900 の場合

    R.TENSION:1000N RL,LL:74N L.TENSION:570N


    ついでに

    シマノ FH-RS770 (E-THRU O.L.D. 142mm) の場合

    R.TENSION:1000N RL,LL:73N L.TENSION:580N


    参考としてロードディスクで BOOST規格 の O.L.D. 148 mm 仕様の場合

    R.TENSION:1000N RL,LL:91N L.TENSION:669N



    大雑把に結論すると、10速までのシマノハブでは左右の差異は
    6 : 10  だったのが11速のシマノハブは 5 : 10 ほどに
    悪化したということですね。

    それと気になるのは、左右方向成分の力が 10% ほど少なくなってることで
    これはホイールの横剛性感に影響するんじゃないかな。

    まだまだこれからでしょうけど、BOOST規格のエンド幅 148mm は
    この問題を解決してくれそうです。

    あとはリア専用の断面を非対称にしたオフセットリムもこの問題を
    改善するのにはいいと思います。

    ほんとちょっとの数ミリの違いでこんなにも違いが出るんだなーというのが
    今回の感想でした。



    拍手[12回]

    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    新規格に移行したいな、的な?
    フリーホイールのところにゾロゾロと並列にスプロケを並べるという方法では、もう多段化も限界でしょうね。見た目もごちゃごちゃしててうっとおしいし(おいおい)。まぁメーカーサイドとしては、リヤエンド幅を拡大してホイールの横剛性を高め、新しいフレームとコンポを買わせたい、的な? シ〇ノさん、どないですのん?w
    野兎マリヲさん / 2017/10/29(Sun) / URL
    無題
    大変興味深く拝見させて頂きました。

    多段化何処まで行くんでしょうか?
    スボークやリムの剛性を上げる為に重量が増えたり、またスプロケットの数が増えてさらに重量が増したりしますね。
    かたや、重量を減らす為に数万円掛けてねじをチタン化して数百グラム減らしたりと、いたちごっこのような気がします。
    その分、フロントをシングル化して操作性と減量を図るんでしょうか?
    そうすると、リアディレーラーのプーリーガイドが物凄い長さになって、ロードバイクなのか、マウンテンバイクなのか分からなくなってしまいますね。
    ヴィンテージバイクが好きな亀としては、リア23がロードバイクの最も美しい姿だと思いますが、勝ってなんぼの世界なんでしょうね。
    亀次郎さん / 2017/10/30(Mon) / URL
    最近のロードレーサー
    確かに最近のロードレーサーって一般人にはその性能すら生かせないところまで突き詰めて設計されてて自分のように自転車の見てくれを重視して美しくなければ魅力を感じない人間にとって今時のロードレーサーにはあまり魅力を感じなくなってます。

    チェーリングにしても53t、52tがカッコいいしスプロケットだって23tつけてるのが美しいですよね。

    自転車屋を生業にしている自分としては、本当は色々とフレームやホイールの規格を変えてってもらってお客さんにどんどん買い換えてもらうほうがいいんでしょうけど。
    自分が魅力を感じないものをおすすめすることもできない性分なので商売人としてはダメですね。


    marco店長さん / 2017/10/30(Mon) /
    11月 店休日のお知らせ HOME 27.5+ リム BOOST規格ハブ 手組ホイール
    Copyright © marco自転車タイヤショップ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]