すでに 2014 年も半分近くすぎて早くも大手チェーン店では 2014 年モデルも値引きしているような
状況のなか、今更 2013 年モデルの紹介かよと思われるかと思います。
この LAPIERRE SENSIUM ERASER ULTIMATE のフレームはちょっとレアなんです。
2013 年に本国フランスでは発売されたんですが日本では SENSIUM のフレーム販売は
ありませんでした。
しかし正規輸入代理店の東商会さんがサンプル的に輸入したもので、いわゆる正規輸入品
なんですがカタログには載せなかったために日本では出回らなかったモデルです。
自分が乗ってる COLNAGO は 2004 年モデルのかなりの旧品なので毎年買い換えるんだったら
何がいいかなと夢想するんですが、この SENSIUM ERASER は本国のホームページ見てて
カラーリング、フレーム形状、味付けの点で候補にあがってました。
黒と白の部分がつや消しで、この下 2/3 の白いところが黒い犬のお腹の辺が白いのを連想して
可愛らしい配色なんです。
アクセントのメタリックの青も微妙な水色でラピエールっぽいなと思います。
2014 年モデルから LAPIERRE 自慢のシートステー付け根部分の振動吸収目的の
ERASER (エラストマー)がコストダウンのためか無くなってしまったので、この点でも
2013 年モデルは貴重じゃないかなと思います。
サイズは 49 、もちろん店頭1台のみです。
LAPIERRE はシマノヨーロッパと製品開発で協力関係にあるんでプレスフィット BB には消極的な
シマノでも作っている PF BB86 (86.5mm / 41mm)タイプなのがいいですね。
もちろん Di2 対応です。というより Di2 フレームで機械式対応といったほうがいいかもしれません。
当店販売価格 165,000円 (税込) SOLD OUT
日本国内の定価設定がなかったので LAPIERRE UK の価格 1599.99 ポンドを
参考にすると 275000 円ほどなので 40% の値引きになりますかね。
まーこの価格で売れ残ったら自分が使っちゃうと思うんですけどね。
縁あってしばらくの間、店頭で看板娘的なお仕事をしてくれていた Tommasini Tecno が
今日、お客様のところへ嫁いでいきました。
この Tecno も自分が知ってる限りでも15年はモデルチェンジしていないのでやっぱり
現行のコンポで組むのももったいないということで雰囲気を大事にしてできるだけ
クラシカルなパーツを探して組み立てました。
今回お客様のご希望でピカピカのシルバーパーツがいいということで、古い部品の一部は
自分の手持ち品を使わせていただきましたが、いろいろ探すのにかなり苦労しました。
お客様のご好意で少し乗せてもらいましたが、手組みホイール、タイヤの組み合わせが
うまくいっててかなりいい感じで、ロングライドも快適に行けそうです。
ちょっと踏み込んでやれば反応良く前に出てく感じはやっぱりレーシングフレームなんだなと
納得しました。
かれこれ30年以上前の話ですけど、初めてスキー板を買ったとき確か LOOK のビンディング
だったと思います。 その後買い換えても LOOK のビンディングにしてました。
そんなことで自転車をビンディングペダルにしたときも、あー LOOK が作ってるんだから
安心だなと思ったものでした。 実際に買ったのは LOOK 製じゃなくて LOOK パテントの
シマノ アルテグラでしたけど。
当時は、LOOK のよりシマノやカンパのほうが形状がカッコ良かったんですよね。
時は流れて、今までずっと LOOK が KEO になってからも DELTA を使ってきましたが
いよいよ買い換えました。
まじめに走ってる人ならとっくにお役目ごめんになってるでしょうの古いペダルですが、
私はつい最近まで使ってました。
昨今の樹脂製ペダルに比べるとこのアルミ製はかなり重たいですね。
片っぽで約 70g 、グルグル回す所だから今まで相当無駄なエネルギーを使ってましたね。
数ある LOOK KEO のペダルの中で私が選んだのは、この CLASSIC 2 です。
形も気に入ったし、重さだって上位のクロモリシャフトのモデルと比べてそれほど重くなるわけで
ないです。
レースでスプリントするわけでもないのでスプリングテンションも強くしたりしないですから。
( CLASSIC 2 のスプリングテンションは 8 ~ 12 Nm )
昔、車にはまってたとき一度は FF 車に乗っとかないと FR 車の良さもわからないかななんて
思ってシトロエンに乗ってたことがありますが、まーこれがかなりの部分にプラスチックが
使われてて、ボンネットやらリアハッチまでプラスチックだしフランス人というのはプラスチックを
うまく使うもんだなと関心したものでした。
これまでいろいろな分野のフランス製品をみてきましたが、プラスチックを使わせたら
フランス人が一番うまく使うと自分は思います。
形状に無理がないんですよね、よくよく考えて形状を造らないとインジェクション成型では
残留応力があったり応力集中がおこったりしてすぐに壊れちゃう。
この LOOK ペダルの形状を見るとよく考えられてるなと思います、どこにも無理なところが
ないし、無駄なところもない、型割りにしてもさすがだなと思います。
Zefal のボトルケージに SPRING というかなり安いプラスチック製のがありますが
これは普通に使ってたら割れませんけど、同じような価格の PROFILE DESIGN の物は
1年しないで割れちゃうこともあります。
以前、カンパのエルゴレバーの親指レバーをシャフトと一体でプラスチックで作ってきましたけど
これの形状はひどいものでした。すぐ壊れちゃうなと思ってたら設計変更されました。
そんなこんなで、自分はフランス製のプラスチック製品を非常に信頼をしているのです。
せっかくの週末だというのにこんな雪の天気じゃお店もお客様がいらっしゃらないです。
今日は店前の歩道の雪かきのために来たようなものですけど、今回は隣のりゅうさん(中華料理)が
旧正月で中国帰ってて留守だし3店舗分全部私ひとりでやらなきゃいけないってことですかね。
それでも今日は久しぶりに MTB に乗って来ましたけど今日みたいな雪質だと走りやすくて
荒川の土手を走るのはすごく楽しかったです。
手指がちぎれるほど痛かったですけど。
去年の雪の時、ペダルを SPD のままだったので雪が詰まっちゃって難儀したので
今回は普通のペダルに換えて、サドル高も下げてきました。
MTB ってこんな時は持ってて良かったって思いますね。