ヘッドカバーのキャップボル トの頭はヘッドセットにゴムキャップが
付属してくるものもありますが、通常そのままで使う方が多いと思います。
汗が溜まりやすいところだしビジュアル的にもキャップは付けたいところです。
そんなわけで、自転車用ではありませんが高品質なものがありましたので
仕入れてみました。
自分の自転車にはフレームの色に合わせて赤に塗っちゃいましたが
なんか非常用のボタンみたいでかわいらしくなりました。
寸法的にはぴったりです。
アルミ製でアルマイトの赤と黒があります。
OリングでM6ボルトの6角孔にしっかりはまります。
ヘッドキャップの孔寸法によってはつかない物もあるかと
思いますので下の寸法で確認してください。
キャップボルトヘッドカバー
当店販売価格 250円 /個(税込)
ここ2、3日は朝寒くて自転車で走るのが辛くなってきましたね、今日も真冬用の
グローブで来たけど指先が痛くなってきました。
今回ご依頼を受けました手組みホイールは、本来は完組ホイールに使用している
ハブを使っての組み立てです。
Ritchey WCS APEX に使われているファントムフランジハブとやら。
このハブ、工具いらずで簡単にバラすことができます。
一見ノンドライブ側はストレートプルのスポーク仕様かと見えますけど
実は一般的なベントスポークを使います、ここが工夫だと思うんですけど
簡単にシャフトサブアッセンブリーがハブボディから抜けることで
長いスポークをフリーボディ側から挿入することができます。
リッチーサイトを見ると
「最大のパフォーマンスと信頼性を実現するために、より強力で実績のある
Jベンドスポークを使用します。」と書かれておりこだわりがあるようです。
このファントムフランンジというやつは、ホイール組み立て自体は
特殊なわけではありませんが、下準備のスポーク長の算出に苦労します。
スタンダードなハブなら何本組にするかで交差する2本のスポークの角度が
決まりますが、この変則的なスポーク孔だと角度がわかりません。
幸いリッチーサイトでPDFで図面を提供してくれているのでこれを使って
角度を調べます。
片側12本の通常のスポーク孔(赤丸)と比べると大体4本組と6本組の
中間ぐらい、孔が等間隔の場合だと割り切れないからそんなのないけど
無理やり表現すれば5本組ってことになります。
これでスポーク長は算出できますが、ちょっと不安なので原寸図を実測して
みたらほぼ同じ、ドライブ側の場合は車軸方向の角度成分はほぼ無視できるので
間違いはないでしょう。
これでスポークが発注できます。