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スポーツサイクルタイヤ専門店!marco自転車タイヤショップの商品紹介を中心に書いております!                   注)古い記事内での価格は変動している場合がありますので詳細はお問い合わせください。
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    marcocycletire(@)cure.ocn.ne.jp メールは( )を取ってください。
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    先月、当店なんとか開店から十周年を迎えました。

    お客様を始め、家人他みなさまのおかげです、心から感謝いたします。

    そんなわけで、記念品を作りましたので15、000円以上のお買い物を
    していただいたお客様に差し上げております。

    本当は気軽に配りたかったんですが、あまり多く作ることができなかったので
    申し訳ありませんが、無くなり次第終了とさせていただきます。




           




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    遅くなりまして申し訳ありませんでした、2月の店休日をお知らせします。

    平日はお休みが多くてご不便をお掛けしますがよろしくお願いします。




          




    ピンク塗りの日が店休日になります。





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    本年中は当店ご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。

    年を越しますと当店も開店10周年となります。

    来年も引き続きご愛顧、よろしくお願いいたします。

    相変わらず平日はお休みが多くてご不便をお掛けします。

    6日(日)はお休みですのでご注意ください。


          
         



    ピンク塗りの日が店休日になります。

    それでは、皆様にとって来年良い年でありますように。


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    遅くなりまして申し訳ありませんでした、12月の店休日をお知らせします。

    平日はお休みが多くてご不便をお掛けしますがよろしくお願いします。





           





    ピンク塗りの日が店休日になります。

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    ブログ記事を書くのも久しぶりですが、もっと久しぶりのタイヤが
    やっと新発売されました。

    GP4000 が発売されてから十数年ぶりですかね、満を持してのタイヤが
    完成したと思われます。


     


    外見は GP4000 をほぼ踏襲しているようですが、新しくなった部分を書きます。

     


    ということのようですが、どの部分が新しくなったかというと、





    このレーザーグリップというやつ、トレッドパターンをこれまでの金型成型
    ではなく成型後のレーザー照射によって、タイヤサイドの表面に細かな溝を
    刻んでサイドグリップを強化したそうです。
    確かにこのサイドの模様を触るとヌバック地のような感触です。
    「これをサイドのみに配する事で路面抵抗を抑え、あらゆる状況下で安定した
    コーナーリング性能を発揮」となっています。トレッドセンターにこの加工を
    するわけがないと思いますよ。





    「走行時の振動吸収性に優れ、ライディング時の疲労を軽減
    ケーシングの製法を見直す事で、よりしなやかな乗り心地と軽さを実現」

    ということですが、確かにケーシングはまったく新しいものを考えたようで
    TPI は GP4000 の 3ply / 330 と変わりないものの、装着時の外周長が 23c の太さで
    GP4000 の 2122mm から 2135mm へと大きく(太く?)なり、GP4000 の 25c の
    外周長 2133mm より大きく(太く?)なっています。
    断面形状を見比べたわけではないので確かではありませんが、23c でも 25c なみに
    太くなってる可能性があるんで、そのための性能向上かと思います。





    「製法を根本から見直し、高密度でしなやかなケーシングを形成
    従来より広い範囲を補うことで耐パンク性能が向上しレースや出先での
    リスクを回避」
    もともと GP4000 でも耐パンク性能はすばらしかったですが、さらに
    よくなったとなれば頼もしい限りです。
    ベクトランブレーカーの生地のスペックがわからないのでどのように
    変わったかはわかりませんが、上記の文章から推察するには TPI を上げて、
    ベルトの幅を増やしたんじゃないかと思われます。
    この性能は Grand Prix シリーズを選ぶ一番の理由だと思うので
    この GP5000 には期待できます。


    ちなみに、コンパウンドの BLACK CHILI に関してはカーボン粒子の配合を
    変更したようですが、体感できる性能の向上は不明です。
    ただ、このコンパウンドは耐摩耗性にすぐれていて、ほぼ完成の域に達して
    いるんじゃないでしょうかね。
    自分としては、もう少し柔らかくてもいいのでグリップを上げてほしいところ
    ではあるんですけどね。


    あと GP4000 でよく見られたビード部のほつれてくる補強布は
    改良されているかどうか不明です。



    最後に実測で重量比較をしてみましたので、参考にしてください。


    GP4000 S2   700 x 23c : 210g   GP5000  700 x 23c : 199g

    GP4000 S2   700 x 25c : 225g   GP5000  700 x 25c : 218g


    明らかに軽量化されましたね、断面を見てないのでわかりませんが
    トレッドが薄くなったとすれば若干、使用距離が減るかもですね。



    今回入荷は、クリンチャー  23c と 25c のみになります、当店販売価格は


    23c 、25c ともに 8400円(税込)になります。


    今回も、少量入荷のためお早めに。




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    遅くなりまして申し訳ありませんでした、11月の店休日をお知らせします。

    平日はお休みが多くてご不便をお掛けしますがよろしくお願いします。

    なお、今月は4日の日曜日もお休みいただきますのでご注意ください。




           




    ピンク塗りの日が店休日になります。





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    10月の店休日をお知らせします。

    平日はお休みが多くてご不便をお掛けしますがよろしくお願いします。



          



    ピンク塗りの日が店休日になります。





    .

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    先日来紹介してました Raleigh の古い自転車なんですがちょっとした
    問題が発生しました。

    一通りのサビは落としたんですが、鉄リムのサビがひどく特にブレーキシューの
    当たる面はザラザラだったんです。
    そのまま乗っていたらブレーキシューの減りが早くて、良いのか悪いのか
    セルフアジャスト機能付きのブレーキレバーのおかげで船がリムに当たって
    ガリガリ音がするまで気が付きませんでした。


    ということでリムを新調してホイールを組み直すことにしました。


    選んだリムは、質感の良いステンレス製の ARAYA WO-2 26x1-3/8


      


    このままでも問題はなかったんですが、自転車の雰囲気には
    ポリッシュ仕上げのほうが良いなと思い、始めてのステンレス磨きを
    やってみることにしました。

    いろいろやっみましたが、以下の方法が手っ取り早くてそれなりに
    見えるのでこの程度の仕上げでかまわない方は参考にしてください。
    磨きのプロからしたら一笑されるでしょうけどね。




    工程その1

    まずは、ヘアラインを消します。

     

    100mm のディスクグラインダーにイチグチの BS スコーライトディスク M
    粒度 240 を付けて削ります。

    注意点は決して力強くリム面に当てないこと、グラインダーを一箇所に止めないこと
    イメージとしてはエアガンで塗装を吹くときのような感じです。
    軽く触れる程度が大事です。
    そうしないと部分的に削れてしまい修正が難しくなります。



     

    こんな感じでヘアラインを消します。削り過ぎないことがコツですかね。
    あくまでもヘアラインを消すだけです。



    工程その2

    続いては、色々試してみましたがこの方法が時間は掛かりますが一番均一に
    削れました。

      

    使ったのは空研ぎの紙ヤスリの 400 番です。

    工程1で付いた 240 番のキズを消すんですが、気長にやることがコツですかね。
    1本のリムでこの一枚を使い切るぐらいです。


     

    こんな感じまで削ります、240 番のキズは比較的簡単に消えていくんですが
    今回のこのリムは円周方向にちょっと深めのスジが入っていたので
    それを消すのに時間が掛かりました。

    この段階で丁寧に削っておくのが最終的なきれいさに影響すると思います。




    工程その3

    ここから磨いていきます。


      


    「イチグチ」の BS スコーライトディスク M の粒度 600 を付けて磨いていきます。

    ここでも油断すると表面に黒色のスジが付くいわゆる焼けが出てしまうので
    あまり押さえつけないこと、グラインダーの動きを止めないことがコツだと
    思います。

    ディスクにコンパウンドの白棒を塗りつけて磨いたら焼けも出にくく
    きれいに磨けました。

     

    こんな状態まで磨いてみました。
    ここでは時間を掛けてもあまり仕上がりに違いは出ませんでした。




    工程その4

    教科書的な工程からしたらちょっと端折ってるとは思いますが
    適当なところまで磨けたので、もう最終的な仕上げをします。


     


    「ケンマのヤナセ」のフェルトディスク ソフトにここでも白棒を付けて
    磨きます。
    ここまで来ると特にコツなんてありません。どんな風にやっても
    あまり仕上げは変わりません。

    でもあまり一箇所にグラインダーを当て続けるとリムがあっちっちになるので
    注意してください。


     

    たぶんコンパウンドを変えていったりするとさらに深みのある面に
    なりそうですけど、今回はこの程度で十分なのでここで終了。

    本当はサイザルのディスクとか使ったら良いのは知ってるんですけど
    1枚2000円以上するディスクを買う気にはなりませんでした。


    今はすでにホイールも組み直して自転車に付けましたがこの程度の
    ポリッシュでも十分にカッコよくなりました。

    ステンレスリム自体を使う方が少ないでしょうけど、リム以外の
    ステンレスヘアライン仕上げの物でも同じことだと思うので機会があったら
    お試しあれ。








    .

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     当店でオーダーを承る手組ホイールは 700c サイズのロードモデル用が
    多いのですけど、最近は MTB 用の手組ホイールもオーダーをいただく
    ようになりました。

    MTB 用のホイールの場合、以前はハブの規格が数々ありオーダーを受けてからの
    製作で対応させていただいたのですが、最近の仕様はフロント OLD 100mm
    15mm E-THRU アクスルで、リアが OLD 142mm  12mm E-THRU アクスルが
    多いので、この仕様で marco オリジナル手組ホイールを作ってみました。

    今回使用したリムは、チューブレスレディシステムのパイオニア的存在の
    Stan's NOTUBES でアルミリムの中では高価格帯のリムですが、高品質で
    よく考えられたリム断面の形状は軽量で、タイヤ装着時もあんまりシーラントが
    あふれないうちにビードが心地よい音と共に簡単に上がってくれます。

    ただ今回のこのホイールセットでチューブレスレディタイヤを装着するためには
    別途ユニバーサルバルブステム 35mm、専用リムテープ、タイヤシーラントが
    必要です。



     

                  

    フロントホイールの仕様は、

    リム:Stan's NOTUBES  CREST ZTR 650b (27.5)  32H
    ハブ:SHIMANO   XT  HB-8010 15mm E-THRU OLD 100mm 32H
    スポーク:DT SWISS COMPETION 2.0/1.8 BLACK
    ニップル:DT SWISS ALLOY 2.0 SILVER

    重量:719g




     

                 

    リアホイールの仕様は、

    リム:Stan's NOTUBES  CREST ZTR 650b (27.5)  32H
    ハブ:SHIMANO   XT  FH-8010 12mm E-THRU OLD 142mm 32H
    スポーク:DT SWISS COMPETION 2.0/1.8 BLACK
    ニップル:DT SWISS ALLOY 2.0 SILVER

    重量:936g


    前後合計重量:1655g


       
    今回使用したリムは旧モデルで新しい CREST はリム幅が 2mm くらい広く
    なりました。

    そんなわけで、店頭在庫1セットのみですが特別価格にて販売します。

    通常販売価格 56、000円のところ

               49,000円(税込)


     あと Stan's NOTUBES FLOW EX ZTR 32H リムが1セット在庫ありますので
    同一仕様(ハブ、スポーク、ニップル)で同一価格にて組立販売も可能です。



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    遅くなりまして申し訳ありませんでした、9月の店休日をお知らせします。

    平日はお休みが多くてご不便をお掛けしますがよろしくお願いします。



           



    ピンク塗りの日が店休日になります。



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    たまにはホイール修理の記事を書きます。

    当店では比較的多くご依頼を受けるホイール修理で、当店にてお買い上げ頂いた
    ホイール以外の修理も可能な限り承っております。
    ホイールメーカーによっては部品の手配ができないためお断りしたり、
    現物を見て当店では修復不可能な場合はお断りすることはあります。

    今回修理を承ったホイールは、よくある走行中に異物を巻き込んでスポークが
    曲がってしまったケースでした。


     

    このファストフォワードのホイールは DT SWISS のハブ、スポークは
    SAPIM の CX-RAY を使っていて当店にて取り扱いのある部品でしたので
    問題なく修理を承ることができます。

    お客様のお話では、走行中にリアディレーラーが脱落してホイールに
    巻き込んでしまったということで、スポーク2本は変形してテンションが
    抜けてしまい走行不可能なくらい振れてしまっていました。


            

    変形していないスポークもスプロケット間にチェーンを巻き込んだようで
    キズが入っていました。

    お客様の自転車自体は当店にてメンテナンスしている自転車ではないので
    なぜこうなったのかは判別できませんが、このトラブルはメンテナンスで
    防げるものなので定期的に確認したほうがよろしいかと思います。



     

    SAPIM CX-RAY は10本単位での販売なんですが、今回は破損していた
    5本を交換しました。


           

    きれいに復活しました。

    元々、ファストフォワードのホイールは、スポークテンションの均一度や
    縦横の振れ等、あまり神経質には組まれていないので今回の修理で新品時より
    品質は向上したんじゃないかと思います。

    今回は部品代、工賃合わせて1万円弱で修理承りました。

    もしかしてご自分で修理しようと思われる方がいるかもしれませんが
    このホイールは、かなりカーボンリム単体が軽量で肉厚が薄いと
    思われますからスポークテンションの掛け過ぎには注意したほうが
    よろしいかと。
    デフォルトのテンション以上に引っ張るのはリム破損の可能性があります。






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      前回紹介しました Raleigh Superbe Sports Tourist が一通りのメンテナンスが
    終わってきれいになりましたのでお披露目します。


     
     



                 

    ヘッドまわり、BB はバラしてグリースアップ、ホイールはいったん全部分解して
    どうしようか悩みましたがオリジナルのスポーク組で組み立てし直しました。
    ニップルだけは錆がひどかったので新しい物に交換しました。

    メンテナンス時間のほとんどは錆び落としでしたけど、以前教えてもらった
    亀の子たわしと台所用クレンザーを使うとクロムメッキに不要なキズを
    付けることなく表面的な錆びはきれいに落ちます。

    タイヤは、トレッドパターンがいい感じだったので Panaracer の
    Col De La Vie Randonnee にしましたが 40 - 590 はちょっと太すぎるようで
    自転車とのバランスが悪く見えます。
    何で普通に 37 - 590 で作らないんでしょうか?



     


                     

    Sturmey-Archer 製の Dyno-hub は生きていてちゃんと 6V で 1.8 W の出力が
    あったので外観に影響が出ないように SHIMANO の LP-C2200 の 6V - 0.9W の
    LED ランプをバラして中身を Sturmey-Archer 製のフロントライト、リアライトに
    移植しました。
    リアライトへはちょっと基板を削りましたけど元々かなり小さいので
    問題なく入りました。

    オリジナルのバッテリーバックは省きましたが、8 km/h 以上になれば点滅から
    点灯に変わりますから問題はないでしょう。






                   

    やっぱり普段使いにはリアのカゴは便利なのでなるべく雰囲気を壊さないよう
    カゴを加工して付けました。
    この際、リアキャリアーが必要だったので 70 年代にこの自転車に付けられていた
    PLETSCHER 製を入手して付けました。前側の取り付け金具は、オリジナル品は
    カッコ悪いし手に入らなかったので汎用のステンレス金具を加工して作りました。

    そんなわけで、買い物やちょっとした用事に便利な一台が完成しました。



    ここからは、この自転車が 1974 年モデルだと判断したいくつかのポイントを
    自分の備忘録として書いときます。


    その1、フレームシリアルナンバーの刻印位置



    このシートラグ上に刻印していたのは、1970 から 1973 年までのようです。
    シリアルナンバーから製造年月を推定するのが普通だと思いますが、Raleigh は
    この手の普通車のシリアルナンバーは古いものから使い回ししているそうで
    ナンバーから推定するのは不可能。



    その2、スターメーアーチャー製のリアハブの製造年月

     

    スターメーアーチャーのリアハブには製造年月を刻印してあるんですが
    73 10 とあるので 1973 年 10 月製造だとわかります。


    その3、ホイールのスポーク本数

    この自転車はごく一般的なフロント、リアともにスポーク本数が 36 本ですが
    この本数になったのが 1973 年からで、それまではフロント 32 本、リア 40 本
    だったようです。


    その4、ブレーキレバー

    この自転車についているセルフアジャスト機能がついたブレーキレバーは
    1973 年モデルからのようです。



    以上、この4点からだと 1973 年モデルだということになりますが
    1973 年 10 月に作られてるハブが付いてるのにその年には販売は
    していないんじゃないかと思ったので 1974 年販売のモデルとしました。



    ただこの自転車の不思議なのはチャーンガード上にある RALEIGH のロゴ

      

    このロゴが使われてたのは 1950 年代 ~ 1960 年までのようなんですが
    全体の雰囲気からこのチェーンガードを後付けしたとは考えにくいので
    はたしてどういうことでこの古いロゴが使われたのか知りたいところです。

    だから最初写真で見たときに 1950 年代モデルと勘違いしちゃったんです。


              





    .

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    先日、古い RALEIGH の普通自転車を入手しました。

    イギリスの普通自転車といえば、今日本中で走ってるママチャリの原型だと
    思うわれるし、現在はわかりませんがイギリスの最大規模の自転車メーカーと
    いえば間違えなく RALEIGH だったと思います。

    そんな今の普通自転車の原点のような自転車を足として使ってみたいと
    思ったのです。


     

              

    1974 年モデルって原型にしてはそんな古くないじゃないかと言われそうですが
    このモデルは、ほとんど同じ仕様で 1930 年代から作られているんです。

    実際、この自転車を写真で見て購入を決めたときは 1950 年後半のモデル
    だろうと勘違いしてましたから。



      


                    

    この Superbe というのは最上位モデルで Sturmey-Archer 製の Dyno-hub という
    内装ギアのダイナモハブを備えています。
    この Dyno-hub システムは停止中や低速時でもライトが点灯するように
    シートチューブ上のバッテリーに一旦充電してからのシステムになってます。
    もちろん乾電池は入ってませんでしたから、ライトは点きません。




     

    また Superbe にはオートバイのハンドルロックと同じようなカギが付いてます。
    このカギのメーカーが WILMOT BREEDEN というのはイギリスの自動車好きには
    たまりませんね。



                  

    この自転車の引き取りは世田谷から自走で 22 km ほど走って帰ってきました。
    たぶん最初から付いていた 44 年ほど前のタイヤはかなりボロボロでしたけど
    パンクしてなくてそのまま無事に走れたことにちょっと驚きました。



     

    サドルは Superbe は BROOKS の B66 が付いてるんですが
    こんな状態だったので手持ちの B17 を付けました。

    引き取り時の思わぬアクシデントはギアチェンジ用にハブから出ている
    インジケータロッドのチェーンが切れていてギアがトップに入ったまま
    変速できなかったこと。

    イギリスの普通自転車をなめてはいけません、一見ママチャリのような外観でも
    ギア比が普通じゃないくらい高速仕様に作られてます。

    調べてないのでギア比はわかりませんが、トップだとケイデンス 80 くらいで
    35 km/h で巡航できますから。

    タイヤはいつバーストするかわからないし、こんなギア比で環七走るのは
    かなり疲れました。

     

                 


    この自転車は、現在の自転車メーカーと違ってほとんどの部品を RALEIGH の
    ノッティンガムにある自社工場で作ってるんです。
    多く使われてる Sturmey-Archer も RALEIGH の子会社だったしね。

    このモデルを作った目的は、普通の人が自転車を交通手段に使えるような価格で
    作ることだったので当時コストダウンするためには一番いい方法だったんでしょうね。
    実際、ノッティンガムで働く多くの従業員が通勤で使ってたようです。

    フォードが T 型作ったときと同じような発想ですかね。

    当時のカタロクに出ている販売価格から当時の日本で買う場合の感覚は
    12万円くらいはしたんじゃないかと思いますけど。

    今、日本でママチャリ乗ってる人だと自転車に対する価値観がずいぶんと
    違うから理解できないと思いますけどね。


    この自転車、ここまでオリジナルのまま生き延びてきたんで、できるだけ
    オリジナルのままでメンテナンスして普段使いできるようにします。


    実はすでにメンテナンスは終わって使い始めているんで次のブログで
    お披露目します。

    スポーツ車オンリーな方にはあまり興味がない記事だとは思いますが。




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    遅くなりまして申し訳ありませんでした、8月の店休日をお知らせします。

    平日はお休みが多くてご不便をお掛けしますがよろしくお願いします。




          




    ピンク塗りの日が店休日になります。




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    遅くなりまして申し訳ありませんでした、7月の店休日をお知らせします。

    平日はお休みが多くてご不便をお掛けしますがよろしくお願いします。




           
           
           



    ピンク塗りの日が店休日になります。



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    以前紹介しました自転車用のステンレスボルトに新しい物が追加発売されました。




          

    キャリパーブレーキにインナーワイヤーを取り付けるところのボルト
    このボルトって錆びやすい部品なのでステンレス製に換えたいところです。

    M6 で首下長さが 8 mm 、これに換装できるブレーキは多いはずです。

    ACP6 Stainless Bolt M6 x 8 mm : 76 円(税込)





          

    こちらはキャリパーブレーキ取り付け用ナット、長さは 10.5 、12.5 、18 、27 が
    発売されましたが、とりあえず店頭では 10.5 、18 を在庫しています。

    AP6 Stainless Nut  M6 x 10.5 mm : 150 円(税込)
    AP6 Stainless Nut  M6 x 18.0 mm : 170 円(税込)





          

    最後に 6 Bolts のディスクブレーキローター取り付け用のボルト
    これは 6 本セットでの販売でもいいように思いますが単品販売します。
    低頭でトルクス T25 穴のボルトです。

    ADR5 Stainless Nut  M5 x 10 mm : 90 円(税込)




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    遅くなりまして申し訳ありませんでした、6月の店休日をお知らせします。

    平日はお休みが多くてご不便をお掛けしますがよろしくお願いします。



          
          



    ピンク塗りの日が店休日になります。




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    5月の店休日をお知らせします。

    ゴールデンウィーク期間中もお休みがありまして、ご不便をお掛けしますが
    よろしくお願いします。



          



    ピンク塗りの日が店休日になります。





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    先日、お客さまの Daccordi を試乗させてもらってこのフレームも
    かなり良いぞと、OLMO ばかり乗ってたのでそろそろ違うフレームも
    いいかなと。

    今回入手した Daccordi は先日試乗したものより1年ほど前の
    たぶん2001年頃のフレームでパイプ素材は COLUMBUS ALTEC2 で
    同じですけどシートステーがアルミでここが違います。



     


    色も赤ではなく艶消しのディープブルー、ジオメトリーは OLMO と
    比べて若干シートアングルが寝てて結果 BB が少し前にあるようで
    最初一瞬だけ違いを感じましたけど、今はまったく違和感なし。

    乗り味は、車重はホイールの関係で軽いんですけど踏んだときの
    軽さというか前に進む感じは OLMO のほうが良いです。
    ホイールの違いかもしれませんけど。


             

    最近自分の自転車はホリゾンタルフレームばかりですけどやっぱり
    カッコいいです。
    フレームのデカールやカラーリングも古臭くなくて私好みのデザイン

    自転車屋の自分としてちょっと残念なのが未だに10速ってことで
    そろそろ最新のコンポにしたいところですけど、まーこのコンポは
    お気に入りだし使い慣れてるんで不満はないんですけどね。


       

    自分用のフレームは、カタログ的には 54 サイズ、トップチューブ長 535 mm
    シートチューブがセンタートップで 540 mm の物で写真の自分用セッティングは
    サドル高 705 mmにした状態です。

    実は、このフレームのワンサイズ大きい 55 サイズが店頭在庫あります。
    トップチューブ長 540 mm、シートチューブ長 550 mm になります。
    自分用はフロントフォークはノンオリジナルですけど在庫品は
    オリジナルの COLUMBUS tusk が付属します、ヘッドパーツは付属しません。

    フレーム、フォークセット 販売価格は、68,200 円(税込み)になります。


    自分はこれがメインバイクになりますけど、練習用やセカンドバイクに
    いかがですか?

    気になる方は、是非見に来てください。




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    遅くなりまして申し訳ありませんでした、4月の店休日をお知らせします。

    平日はお休みが多くてご不便をお掛けしますがよろしくお願いします。



           



    ピンク塗りの日が店休日になります。


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